第78回アカデミー賞

いつの間にやらアカデミー賞の季節です。
春もすぐそこといった感じがいたします、皆さんいかがお過ごしでしょうか、chamberです。


実は、アカデミー賞の受賞予想なんてやってみようかなんて思っていたのですが、よくよく考えると、ノミネート作品ほとんど見てないことに気付いてやめておきました。
まぁ、見てないから予想しちゃいけないって事も無かったんですが、それよりも、今日の今日まで忘れてたという方がむしろ真実に近かったり。先日テレビで特集やってるのをみて、ようやく気付いたような次第。
まぁ、ここは日本ですから、日本アカデミー賞でも気にかけてればいいのかもしれませんが。あれはあれで、あまり特筆事項も無かったと申しましょうか。まぁ、三丁目の夕日はよかったよねというところでした。


では、受賞も決定したようですので、ちょこっとづつコメントしてみたいと思います。



長編アニメ賞

ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ』
これは素人の私でもこれだろうと思ってました。なら先に言っておけという話なんですけれども。
なんとなくあのノミネート作品群の中だとこれかなっていう。
この映画を作ってたスタジオに不幸な事故が起こったから、というわけでもないでしょうけれど、向こうではかなり人気のある作品らしいですから、かなり妥当ではないでしょうか。少なくともハウルは無理だろうなぁと思ってましたので。

助演女優賞

レイチェル・ワイズナイロビの蜂
この映画は見てないんですけれども、レイチェル・ワイズは知ってます。比較的好きな女優さんです。彼女を認識したのはハムナプトラでした。あの時のヒロインが可愛くて、誰だろうと思ったら、レイチェル・ワイズという名前で、以降色々とご活躍でとうとうオスカーをお取りになったと。これは、感慨深いです。

助演男優賞

ジョージ・クルーニーシリアナ
これはみてました、というか先日見てきたばっかり。
彼に関しても、ERの初期から知ってましたから、本当に感慨深いものがあります、おめでとうございます。難点は、字幕でみてても、声が小山力也(こやま・りきや)さんの声に脳内で変換されちゃう*1ことですが、これはこちら側の問題です。というか、特に問題でもないですねこれは。

主演女優賞

リース・ウィザースプーン(りーす・うぃざーすぷーん)『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
私、結構映画は見てるほうだとは思っているんですけれども、だからといって詳しいわけではないんだよなということを思い知らされるのが、このアカデミー賞だったりします。
主演賞をとったり、作品賞を撮ったりしてても、知らなかったということはよくあります。
この方についても、全く存じ上げませんでした。うーん・・・。まぁ仕方ないですわね。
出演作品リスト見ても、全くみてないのばかりでしたから。この辺はめぐり合わせですものね。うん。と毎度のように自分を納得させたりしてます。

主演男優賞

フィリップ・シーモア・ホフマン(ふぃりっぷ・しーもあ・ほふまん)『カポーティ
先日テレビで見ていた、アカデミー賞特集*2で、演技を拝見したんですが、なかなか素敵な方ですね。私こういう方好きです。腹に一物ありそうというか、エキセントリックな雰囲気を漂わせていると言うか。日本語にはこういう方を一言で表す便利な単語があって、ずばり、『性格俳優』って感じの方ですねぇ。
この方も存じ上げなかったはずなんですが、出演作品リストを眺めていると、どうやら『マグノリア』で見かけていたはずみたいです。どうも覚えてませんでしたね。けど、今日で覚えられると思います。『カポーティ』もみれたらみてみたいなぁというところです。

監督賞

アン・リー(あん・りー)『ブロークバック・マウンテン
これはみたいんです、『ブロークバック・マウンテン
かなり面白そう・・・。同性愛をテーマにした映画だそうです。
どうも、アメリカと言うのは自由の国とは言うものの、相当保守的な部分があって、この映画に関しても相当物議をかもしたらしいですね。下手すると、このあたりは日本のほうがまだ風当たりは少ないのかもしれませんが。ただ、きっと偏見のレベルは、日米双方そう変わらない気もしますけれども、アメリカはアクティブで、日本がパッシブというか、表面化しないだけのような気もします。
けど、オカマキャラが大手を振ってテレビに出られている現状を考えると、案外そうでもないのかな・・・
昔から衆道だとか、お小姓さんとかそういう文化はありますからねぇ、思ったよりおおらかなのかしらん・・・。

作品賞

『クラッシュ』
栄えある作品賞は『クラッシュ』でございました。
ノミネートされていた作品のあらすじは全部目を通したんですが、これはかなり面白そうでした。かなり見たいと思わされたんですが、近くで上映されてない!してください!いや、私が遠出するべきか・・・できたら近日中に見に行きたいところ。アカデミー賞をとったからってわけじゃないんですよ!本当です!私は決してミーハーというわけでは・・・ミーハーですね、どうみても。とはいえ、作品賞を取る前から、これは面白そうだなとは思ってました、なんと言っても監督(脚本)が、あの『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本家とあっては、期待も高まろうかと言うものです。
とりあえず、公式サイトおいときます。つ水のトラブル日記crash


といった感じです。今回はかなり当たり年だったんだなぁと、作品賞のノミネートをみてても思いました。今年一年また面白い映画がたくさん見れるといいですね、それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら。

*1:ERでの吹き替えをはじめ、ジョージ・クルーニーというと、この方という印象が強いです

*2:今にして思えば、あれは確かショービズカウントダウンだった気が・・・