白夜行 最終回

いや、すごい、なんか救いがなくって、見てて疲れました。
トータルで面白かったんですけれどね・・・


普通に生きていれば、救われないことも数多くあるというのはわかりますけれど、ここまで救われない終わりかただとは思ってなかったというか、見通しが甘かったです。
自首するタイミングを失って、生ける屍となって生きるってのもなんだかなぁというところ。もっとも、自首していたところで幸せになれていたかどうかは疑問ですが。それにしても、雪穂の嘘つき力はみごとなものですね。そういう風に生きてきたからこそかもしれません。
抜け殻になったときの演技は、子供時代役の麻由子ちゃんが重なって見えました。麻由子ちゃんの今後の活躍も期待してます。


そもそも、罪を重ねてさえいなければよかったんですけどね。
笹垣が謝ってましたけれど、あの時点で捕まえてれば一件落着で終わった話ですよ。そもそも彼らはあの時点で14歳以下だったわけだし。なんて言い出したらそれこそ切りがないんですが。どうすればあの二人は幸せになれてたんだろうなぁなんてちょっと考えてしまいました。


さて、あとは小説版でも読もうかなぁ。どう考えても順番間違えてるんですが。