レディインザウォーター

というわけで、本日見てまいりましたのは『レディ・イン・ザ・ウォーター』です。


簡単にご紹介。
レディ・イン・ザ・ウォーター』は、私の大好きな、(『シックス・センス』等でおなじみ)M・ナイト・シャマラン監督の最新作。
主演はポール・ジアマッティ(ぽーる・じあまってぃ)。水の精(ナーフ)のストーリーを演じるのはブライス・ダラス・ハワード(ぶらいす・だらす・はわーど)さん。この方はヴィレッジでもヒロインを演じた方ですね。素敵な方です。

内容を端的に言えば、現代でのおとぎ話という感じでしょうか。
水の精が、とあるアパート*1にやってきて・・・という感動巨編です。言い過ぎか。でもない気もする。


なんというか、いつものシャマラン映画のように、最後の最後でどんでん返したりはないのですが、十分面白かったです。というか、今までで一番面白かったかもしれない。
ストーリー自体はとても単純で、現代を舞台にしたおとぎ話そのものといってもいいんですが、現代の人々がおとぎ話であることを認識し、自分の役割を見つけ出してゆくという部分がとても面白い。話への興味でグイグイ引っ張られて最後まで見られました。かなりドキドキできますし、面白かったです。
伏線もバッチリで、やっぱりシャマランといった感じ。


そういえば、シャマラン監督は、またも映画に自身で出演してました。しかも今回はかなりストーリーに食い込む重要な役柄。彼は演技が結構巧いと思うので、この際、次回作くらいで自身を主演に撮ってみてはどうだろうかなぁなんて思いました。


時間を作って見に行った甲斐がありました、いい映画でした。

*1:日本ならマンションといっても過言じゃない規模でしたが。プール付きで管理人いるし・・・