キンキーブーツ

先日見た映画ですが、『キンキーブーツ』でございます。


『キンキーブーツ』について少しご紹介を。
ジュリアン・ジャロルド(じゅりあん・じゃろるど)監督のイギリス映画。
主演のイギリスの田舎の靴工場の息子チャーリー役はジョエル・エドガートン(じょえる・えどがーとん)、キーパーソンであるドラァグクィーン*1のローラはキウェテル・イジョフォー(きうぇてる・いじょふぉー)、この方が男性なわけですが、みごとなドラァグクィーンっぷりを見せ付けてくださいます。そして靴工場で働く従業員の女の子で、主人公の目を覚ます役柄のローレンを演じたのはサラ=ジェーン・ポッツ(さら=じぇーん・ぽっつ)さん。この方がかわいらしくて素敵でした。
内容は、イギリスの田舎にある靴工場を引き継いだ主人公がジリ貧の工場を立て直す為に、従来の紳士靴から、ドラァグクィーン向けブーツを作ることで立て直そうとするという実話に基づくお話です。


実話ですか・・・
実話を元にしているイギリス映画ということで、『フル・モンティ』以来〜といった宣伝文句をみかけました。
実際のところ、私は『フル・モンティ』をみていないので、どちらがどうとはいえないのですが、なかなか印象深い映画で、楽しかったです。
ストーリー自体もよかったのですが、途中たびたび挿入されるヒロイン(ていうか男性ですが)ローラの歌唱シーンがすばらしく良かったです、歌が巧い。曲も良くって、そう言う部分も楽しめました。
プロジェクトX的な企業再生物語であると同時に、ドラァグクィーンの活躍も見られると言う、一粒で二度美味しい映画です。
過激な台詞が飛び交ったりするのも楽しめる、感動物ではありますが、素直に楽しめる良い映画だったと思います。

*1:表記に悩みますね、劇中ではドラッグクィーンになってます