アドレナリン

http://www.adrenaline-movie.com/


というわけで、昨日見てまいりました、『アドレナリン』です。


『アドレナリン』は、高峰譲吉(たかみね・じょうきち)博士とその助手である上中敬三(うえなか・けいぞう)氏によって世界で初めて結晶化されたホルモンで、血中で心拍数や血圧、及び血糖値を上げる作用がある物質です。
うん、アドレナリンの説明だ。
ちなみに、アメリカにおいては、アメリカ人が同じ物質を発見したとして、その人の名付けたエピネフリンという名前が通称として使用されているようです。わからないもんです。
確か日本でも最近まではエピネフリンと呼ばれていたようですが、日本人が発見したんだからということでアドレナリンと呼ぶようになったと言うニュースをどこかで聞いたような気がします。


閑話休題
いや、全くの無駄話とも思わないんですが、本題です。
『アドレナリン』は、マーク・ネヴェルダイン(まーく・ねヴぇるだいん)&ブライアン・テイラー(ぶらいあん・ていらー)監督によるアメリカ映画。主演はジェイソン・ステイサム(じぇいそん・すていさむ)。トランスポーターの主演もやってる渋い役者さんです。共演は、エイミー・スマート(えいみー・すまーと)さん、ホセ・パブロ・カンティーロ(ほせ・ぱぶろ・かんてぃーろ)さん、等々のご出演。
常にアドレナリンを出しつけないと即死亡という、(馬の薬殺用の?)毒を投与されてしまった主人公が死なない為にひたすらアドレナリンをだしまくり、毒を打った相手に復讐するべく走りつづけるというアクション映画です。


いや、昨日も少し書いてたんですが、これは凄かったですよ、予想をはるかに上回って凄かった。何が凄いって、描写がもうなんか凄いんです。
主人公がとにかくアドレナリンを出しまくる為に無茶苦茶やるんですけれども、本当に無茶苦茶。
詳しく書くとネタバレになってしまうので書きませんが、暴力とエロの塊とでも言いましょうか、非常に退廃的でありつつ、さっぱり(っていうのは主観だから人によっては拒否反応出るかも)していると言う不思議な映画です。
一番驚いたのは、街中で(自主規制)し始めたところかなぁ、しかもそれを廻りに人だかりが出来てみんな見つめてるんですよ、凄い画でしたよ、ほんとに。笑うしかなかったです。


主人公はどんどん敵を追い詰めていくんですが、みてたらやっぱり「最初に毒なんて使わずに殺してればよかったのに」なんてことをつい思っちゃうくらいのバイタリティでした。強いなぁ。
本来なら只のバイオレンスムービーになるところを、恋人役のエイミー・スマートさんのかわいらしさで巧いこと中和した感じはしました。笑えるところもありますし。
ただやっぱりちょっとエログロに過ぎる部分はありましたねぇ、さすがのR-15。
とはいえ、最後まで目を離せないくらいの面白さで、私は楽しめました。


今日はこんなところで。


来週はいよいよ某魔法映画の先行かなぁ。
ちょっと他にもやることがありそうなので書けるかどうかはやや怪しそう。
といったところで、皆様また。