マリア様がみてる OVA コレクターズ・エディション 5 チャオソレッラ (初回限定生産) [DVD]
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ごきげんよう、この挨拶もお久しぶりな感じですが皆様いかがお過ごしでしょうか、chamberです。
というわけで、ようやく手元に届きました、『マリア様がみてる チャオソレッラ』であります。
箱を空けたらまず目に飛び込んだのが、祥子さまと祐巳ちゃんのカバーが掛かったいつもの箱。
いつものようにタイを整える祥子さまと祐巳ちゃんのシーンで感動。
そして、「ああ、とうとうOVAも最終巻、アニみて*1ともしばしのお別れだなぁ・・・」なんて思っていましたら、箱を開けたとたんにあるチラシ*2が入っておりまして
『4thシーズン製作決定!』
の文字が。
ヽ( ´ー`)ノ バンザーイ
OVAの売れ行きが好調だったのかしらんなんてことも思いつつ、素直に喜ばせていただきました。
うん、普通に嬉しいっていうか、嬉しすぎです。
次はどこまでやってもらえるんだろうなぁ・・・最新刊の辺りまでっていうのは流石に無理でしょうけれど。
ともかく、楽しみです。
さて、そんなこんなで本編情報を。
『マリア様がみてる チャオ ソレッラ!』は、マリア様がみてるアニメ第3期OVAシリーズ第5弾の作品で、第3期最終巻。原作第17巻の同名作品『マリア様がみてる チャオ ソレッラ!』を元にしています。
そういえば、本編では前作『レディ、GO!』と、今作『チャオ ソレッラ!』の間に短編集『バラエティギフト』が入ってたのでした。そうそう、あったあった。短編集のアニメ化っていうのも見てみたいんですけれど、難しいんでしょうねぇ・・・。そこまでは望めないか。
で、今回もおまけつきです。今回のおまけはミニアルバム、なるほどの一品。そしていつものようにイラストカードが8枚。そしてパッケージ内にはブックレットと、DVD内特典として植田佳奈×池澤春菜×能登麻美子によるコメンタリー音声が収録されております。この三人はもう気心が知れた感じがしていいですね。
それと、『マリア様にはないしょ』の方も収録されています。今回は今までのないしょを振り返るといった感じのお話。
中の人関連のネトゲ&麻雀ネタは没ったとか。見てみたかった気もするなぁ。中の人*3的にはネトゲ<麻雀な模様。
今回は見るとイタリアに行きたくなる・・・かも。
終わり方も好きなので第3期を締めるに相応しいお話かなぁと思ってます。
では、本編の感想にいきたいと思います。
今回はイタリアへの修学旅行編であります。
豪華だなぁ・・・さすがお嬢様学校。
冒頭から祥子さまと祐巳ちゃんの爆笑シーン。
何度目だかわかりませんが『ローマ饅頭』『フィレンツェ煎餅』で爆笑。だめだ、この語感でもうだめです。無理。
けど、実際あったら食べてみたい・・・
それはそれとして、相変らず祥子さまはお美しくて素敵です。大好き。
由乃さんのとこ、志摩子さんのところもそれぞれラブラブです。
実際のところ、今回はかなり百合百合してると思います。そういう意味ではお奨めです。
飛行場で佐藤とおもいきや加藤さんの呼び出しの話が。どう考えても伏線です。芸が細かい。
機内の蔦子さんと祐巳さん。どちらかといえば私は蔦子さんのほうが面白いと思う。魅力的な人ですよねぇ。
イタリアについたところで引率の先生が登場。松組担任の鹿取真紀(かとり・まき)先生。こんな先生に担任してもらいたかったって感じの超素敵先生です。たまらない。
イタリアの空港でお土産を物色の後、祐巳ちゃんが「ローマ饅頭」と口に出したときの由乃さんと志摩子さんのきょとんとした感じが面白かったです。
こういう反応になっちゃうだろうなぁ、実際。
コメンタリーで曰く『サービスシーン』こと祐巳ちゃんの入浴シーンです。
サービスって事も無いような。
ここで一番可愛いのは由乃さんです。弱ってると初期のおとなしげな由乃さんになっててすっごいかわいい。令さまが溺愛するのも無理は無い、すっごくいい。あと、祐巳ちゃんの「おっきしましょ」もよかった・・・。
けど由乃さんは元気になってる時の方が好きです、やっぱり。
ここは、祐巳ちゃんと由乃さんの熱い友情の感じられるシーンで好きです。
ていうか、百合っぽくてたまりません。
あと、一瞬回想で出てくる蓉子さまがよいのです。あぁ、久々に動く蓉子さまがみたい・・・。蓉子さま分が欠如してます。あ、4期あったら出てこられます!今から楽しみが出来ました。
続いて美術館のシーン。
原作では横並びにはなってなかったと思うんですが、最後の審判の前で志摩子さん、祐巳ちゃん、由乃さんが並ぶ感じに。
良い対比になってるなぁ。感受性の高すぎるように思われる志摩子さんと、物凄く素直な由乃さん。対照的だけど、どちらも大切な祐巳ちゃんの友達。このシーンも結構好きだったりします。
ロザリオを物色する由乃さんと祐巳ちゃん。そろそろアニメの方では妹問題が持ち上がってきてます。
結果はわかっちゃってますけど・・・。
ホテルに帰って、聖さま目撃情報。やけに渋い聖さま(イメージ映像)が登場。
部屋で令さまに電話してる由乃さん。それをみて軽くホームシックの祐巳ちゃん。寂しそう・・・。
ピサの斜塔で撮影。真美さんが物凄くベタな例のポーズを撮ってますが、ここは祐巳ちゃんと由乃さんにも参加しててほしかったなぁ。
そして真打ロサ・カニーナこと蟹名静さまのご登場、やった!お久しぶりですごきげんよう。
相変らずの美人っぷりに感動。
あ〜、静さまってこんな声だったっけと思いつつひたってました。
静さまと言えば歌。歌と言えば洗礼堂のシーン。
ここは原作だと文字だけなので、いまひとつイメージが湧かなかったんですが、そこはアニメの利点。静さまが実際に歌ってくださったので、「ああ、こういう感じだったのかぁ」と感動。アニメを見られてよかったと思える瞬間です。
祐巳ちゃんと静さまのシーン。
これがきっかけで祥子さまに葉書をだすわけですが、これがラストの伏線なんですよねぇ。静さまに感謝すべきところです。
そういえば、ここで静さまはいつぞやの聖さまみたいな台詞が出てたりします。なんだか印象深い。
ジェラートを(あわてて)食べるシーンは残して欲しかったなぁ。
そこまであると、静さまの別の一面もよくわかって面白かったんですけれども。
そろそろ修学旅行も終盤、お土産選びしてたり。
で、インコですよ。どう考えても聖さまの仕業です。
佐藤さんと加藤さんのイタリア珍道中的なあれです。面白いなぁ。
結局、聖さま直接の登場はありませんでしたが、志摩子さんがその分なんか良かったです。あの自身たっぷりな感じが素敵です。原作にもありましたけれど、志摩子さんが言うと凄く説得力がある気がします。
で、なんで志摩子さんの手にロザリオが掛かっていたのでしょうね。
つたない私の記憶では、あのロザリオは乃梨子ちゃんが持ってるはずでは・・・。気のせいかな、気のせいかも。
心象風景的な演出なのかな、どうなんだろう。まあ、気にしない方向で。
そして帰国。
祥子さまの出番です。
もうね、たまりません。悶えて死ぬかと思いました。このシーンだけでこの話の存在意義があるといっても過言では無いです。本当に素敵すぎ。やばいですね、もうどれだけにやけてたことか。
お土産の報告シーンから、もうニヤニヤしっぱなしです。
可南子ちゃんと瞳子ちゃんもワンシーンだけ回想ででてますが、声の出演としてはありません。
まぁ、今回は祥子さまと祐巳ちゃんがメインですから。
最後の祥子さまと祐巳ちゃんの会話がもう、もうたまらないわけですよこれが。
祥子さまの照れたところも祐巳ちゃんの照れたところも凄くいい。
もう、二人とも大好き。
ラストシーンは空にカメラが向けられるわけですけれども、なんとなくイタリア映画風演出でこれまた素敵でした。
ここは青い空であって欲しかったなとも思ったんですけれども、これはこれでありです。
いい終わり方だ。
というわけで、アニメサードシーズンも終わりです。楽しかったなぁ・・・。
3期発表からここまで、長いようであっという間でした。4期も楽しみに待っていたいと思います。
それではみなさままた、ごきげんよう。