ニッポンの大家族

家族のうつ病への理解と接し方・うつを治す治療とサポート


『ニッポンの大家族』は、ベロニカ・アディソン監督(という体裁なのか本当にそうなのかがわからない)による日本映画。
ニッポンの浦さん一家に密着したドキュメンタリー という体裁の映画です。


もとは、フジテレビの深夜シリーズ放映されていた『放送禁止』という番組の劇場版だそうなんですが、残念ながらそちらの方はまったく知りませんでした。
ただ、この映画が、ドキュメンタリーではないのだなということだけは一応理解して見たつもりです。


しっかしこれは凄いというか、ある意味難解な映画です。
見終わった後、首をひねりまくってました。
「この映画をどう解釈したらいいの!?」って感じで。


面白くはあったんですが、これを撮って見せた方の人たちはいったいどういう意図をもっていたのかがわからなくて凄く悩みました。いや今でも悩んでる。
「わからない」


ドキュメンタリー風バラエティというか、ドキュメンタリーの体裁で笑わせるつもりなのかな?と思ってたんですが、あまりにもダークで笑えませんでした。
保健じゃなくて保険だとか、埋まってるよね?とか、映るだろうと思ったところでちゃんと映ってくる人とか。
見た人にはわかってもらえると思うんですけど、もうすっごい暗喩というかむしろ明喩というか、裏があるんですよといわんばかりに見せ付けてくるんですよ、浦さん一家だけに裏みたいな。
それでいて、ラストはそれらがミスリードと言わんばかりの結末。
それでまたわからなくなる。真実が見えそうで見えない。いや、やっぱりそうなんじゃないかなみたいな。
見終わった後に凄く考えさせられる映画になってます。
ていうか、これ解答編*1が見たくなります。そんな映画。


そういう風に見なければ、単に問題を解決しつつ家族になろうとする家族の物語に見えるのかもしれません。そうやって素直に楽しむのももしかしたらありです。私的には無いですけど。


まぁ、ただの映画ではないってことだけは言えます。
面白い・・・のかなぁ。
まぁ、ある意味楽しめる映画なのかなとは思います。


と、先日見た映画はこのくらいかな。
金曜は例のアレをみたいんですが、天候状況次第ってところです。
来週中にはポケモンも見ておきたいなぁ。
次週末は運び屋の新作もありますし、本当に今年は見たい映画多すぎます、困る、けど嬉しい。


ではまた。

*1:別にこれが問題編っていうわけではないんだと思いますが