女王の教室 #11

本日はとうとう・・・最終回、90分SPでした。
いやー、楽しかったなぁ・・・素晴らしいドラマだった!ありがとう日テレ!


で、本日は、先週真矢が倒れた続きから。
真矢の真実が次々に明かされていきました。ていうか、真矢ストーカーじゃん!
生徒の動向を把握するのはもちろん大事なんですけど、やりすぎじゃないかなぁと思わされました。良い先生というより、やりすぎ先生な感じです。


子供たちも無茶な計画立てますよね、真矢に会いたいばかりに援助交際まがいで、おびき寄せるとか。真矢をなんだと思ってんだって話ですけれど。
しかし、本当に無茶なのは真矢です。すっかりヒーロー*1だなぁ。ていうか、なんであの場所がわかったんだ!どう考えても異能力者だ。男を撃退したあとの説教も、心がこもってましたね。
まぁ、ここまできて、真矢と生徒たちの信頼関係はすっかり強固なものになってますねぇ、いやはや。もう戦ってないじゃん!そういえば、私が、「最後まで真矢悪役説」を推していたのも、冒頭の「〜戦いの記録である」というモノローグがあったればこそなんですけどねぇ。すっかり金八*2になっちゃいましたが、まぁ、これはこれでありです。
「今しかできないことがある」というのは、本当に普遍的な主題で、あらゆるところで見聞きするものではありますが、真矢の言葉には説得力を感じました。身体張ってますからねぇ。
それにしても、今日は馬場ちゃんが可愛かったです。杏ちゃんは主役張れるだけの能力は持ってるはずなので、当然といえば当然ですが。
今日は教頭が邪魔でした。ずっと真矢を放置してたくせに、なんらかの後押しがあれば急に高飛車な態度を取り出す嫌な奴の典型でしなぁ。
最後は、天童先生も、改心したというか、感化されちゃいましたね、真矢恐るべし。


和美ちゃん、私立進学かぁ。いいのか和美!いいんでしょうけど。
真矢が、公立にこだわった理由というのも、意訳すれば、「いろんな環境の生徒がいるから」という点だったわけですけれど、まぁ、実際そうでしょうね。私立なら、環境の似通った*3生徒群になる可能性が高いと思われます。だから良い悪いの話ではないんですけれど。なんとなく。最初行く気なかったのになぁと。
中盤の由介と和美ちゃんの会話はコントでしたね、というかラブコメ。こっちまでなんだか気恥ずかしくなるような会話が良かったなぁ。たまらん。
仰げば尊しか・・・、良い歌ですよね。なんとなく卒業式って雰囲気になります。
あー、和美ちゃんの制服姿?あれが可愛すぎて死ぬ。と思ったら、由介の母登場って酒井若菜だー!若いおかあちゃんじゃのう・・・。驚くところはそこじゃないや。真矢凄い。探偵能力まであるのか・・・。いいかげん呆れました*4
真矢はひとり卒業式してましたね。データ消去か・・・。自分は貧乏性なので、なかなかゴミが捨てられません。デジタルデータも同じで、HDDがすぐパンパンになっちゃいます。困ったもんです。だから、よく、手間暇かけたであろうデータを消去できるなぁと、変なところで感動してしまいました。
真矢の、教頭への最後の一礼は、心がこもってた感じがして、素晴らしい演技でした。さすが天海さんだと驚かされたところ。というか、あの教頭も最後は良い人化してたなぁ、間接的に真矢の仕事です、まったくもって恐るべしは真矢!
卒業制作のデザインが最後明らかになりました。真矢がモチーフだったのか。あの時点で、既に真矢に対しての悪意は消えてたんですね・・・。いい伏線消化だ。
子供たちの最後の言葉の中で、一番記憶に残ったのは、「また『目覚めなさい』って怒ってください」でした、こいつマゾだ!と、ショック受けましたよ、ええ。
最後の最後大トリはやっぱり和美ちゃん、良い泣き顔してたなぁ・・・。
で、仰げば尊しですか、真矢も上見上げるとか、天海さんの演技も極まってますね、巧すぎます。
良い学園物でしたね。はいはい*5


最後天童先生が、真矢化してたのは笑いました。面白いなぁ。いっそ、天童先生編で続編作っても許します。見てみてぇ!
主役の三人以外で、今日気になったのは、おさげの子です。ハスキーボイスがたまらない、うん、可愛かった。田中桃(たなか・もも)役の伊藤沙莉(いとう・さいり)ちゃんかぁ、またみたい(というか、聴きたい)な。
「先生、アロハー」か・・・良い表情、良い台詞。和美ちゃんお疲れさまでした。和美ちゃんあってこその女王だったと思います。お見事でした。
ラスト真矢の笑顔で終わったのは衝撃的でした。なんだか、いろいろ考えさせられたというか、感動するシーンでした。紆余曲折ありましたが、凄いドラマだったなぁ。感動です。自分が初回を見逃したドラマは滅茶苦茶面白いことが多い*6んですが、これもそうでした、初回からみてぇ!
痺れましたわ。電車男最終回が待っていますが、今期は、女王と電車男という素晴らしいドラマが二つもあって、恵まれていたなぁと痛切に感じます。来期はどうやら一つもみないっぽいんですが、まぁ、反動かなと。そう、毎回面白いドラマ見られるわきゃありませんからね。仕方ない。
しかし、自分の期待とは違う方向*7に向かったとはいえ、面白いドラマだった。
主役級の三人、和美ちゃん役の志田未来ちゃん、進藤ちゃん役の福田麻由子ちゃん、馬場ちゃん役の永井杏ちゃん。実にお見事でした。彼女たち(と、伊藤ちゃんも加えておきます)の今後が楽しみです。頑張ってください。期待しております。
あ〜、なんかまだ余韻が残ってます。素敵な時間だった・・・。またこんなドラマが見たいなぁ・・・。次は何時どんなドラマみれることやら。
まぁ、来週木曜に、『電車男』最終回が待ってますけどね。それはそれで。
女王の教室』素晴らしかったです。和美ちゃん、進藤ちゃん、馬場ちゃんアロハー!

くだらないながらも追記

卒業式時の和美ちゃんの台詞は、例の夢落ち*8の事話してたんですね、あれもちゃんと回収したんだ。凄い凄い、感動ものだ。22:48

*1:女性だからヒロインと呼ぶべきですが

*2:いわずとしれた3年B組金八先生。つまるところ、ヒューマニズムにあふれた学園ドラマになっちゃったなぁと

*3:学費や受験である程度絞られますから

*4:とっくの昔に呆れてましたが

*5:やっぱり多少のわだかまりというか、残念感はあります

*6:たまにはずす

*7:とはいえ規定路線か

*8:明るくて優しい真矢先生