2006年夏期ドラマ回顧

『結婚できない男』のひとり勝ちです、私の中では。
途中から何度か見ただけなんですが、抜群に面白かった。
最終回もとんでもなくよかった、まず、ヒロインの二人が超絶に可愛い！国仲さんも、夏川さんもとんでもない美人で可愛いくて素敵でした。そして、主役の阿部ちゃん。
阿部寛（あべ・ひろし）さんは、モデル出身で、当初は演技ベタで相当苦労してきたと聞いてますが、最近のご活躍は大変嬉しいところです。昔はかっこいいだけの役柄で、シリアス演技のできる役者さんになったと思ったら、このところコメディもこなせるようになって無敵です。いい役者さんになられたなぁと思います。
夏川結衣（なつかわ・ゆい）さんも結構昔からがんばっていらっしゃる女優さんですね。私の記憶に焼きついているのは『青い鳥』の夏川さん、あれは凄く美人でした。夏川さんじゃないとできない役所だったように思います。
国仲涼子（くになか・りょうこ）さんは『ちゅらさん』で一気に有名になられたのかな。残念ながら私はあまり彼女の出演作を見た事がなかったのですが、今回みて、普通に演技できる方なんだなぁと思いました、それに可愛いし。
他にも脇に出演されていらっしゃる方々の演技もよかったし、それ以前に脚本も演出も素晴らしかったと思います。ただただ巧い！なんで最初から見なかったのか今となっては不思議です。私もまだまだだなぁ。

それにしても、告白シーンの直後、ヒロインを別の意味で泣かすなんていうのは凄かったなぁ、あんなの見た事無い。
あのこだわりっぷりはみていてエノキダ君を思い出しました。
須賀原洋行（すがはら・ひろゆき）先生の漫画、『気分は形而上』に出ていたキャラクターで、彼を主人公にした漫画『それはエノキダ！』もあるんですが、とにかくこだわりまくる人物で、私もそういうところがあるだけに、笑うに笑えない漫画だったりするんですが、ともかく、こだわりをみたい方にはお奨めの漫画です。

さて、対して*1『下北サンデーズ』は全話みたんですが、過度に期待をかけすぎたせいか、いまひとつでした。もうちょっとなんとか頑張って欲しかったかなぁと。
今期はこんなところでしょうか。
最近のドラマ不調のなか、『結婚できない男』には一条の光をみだした気がします。

*1:対していないというご意見はとりあえず置いておいて