DEATH NOTE デスノート the Last name
DEATH NOTE -�f�X�m�[�g-
さて、メインディッシュの『DEATH NOTE デスノート the Last name』です。
先日、早くも地上派放送されてて*1すっごくびっくりしたんですが、ご覧になられた方も多かったのではないかと思います。
ご存知のとおり、原作は人気コミック『DEATH NOTE』
既に原作は完結していますが、映画版は原作とは別の結末を迎えるという話でした。
で、ネタバレになるので、先に感想から書くと、面白かったです。これはこれで全然あり。
はっきりいって、原作コミックものの映画化作品としては大成功の部類だと思います。
面白かったなぁ。
映画版デスノートとしては完全に完結したものと思われます。続編作ろうと思えば不可能ではないでしょうが。
正直言って、原作の方をこっちにあわせて書き直したほうがいいんじゃないか？くらいに思いました。
いいかんじでまとまってます。
映画版は2部作として作成されており、つい先日『DEATH NOTE』として劇場公開されていました。
『DEATH NOTE デスノート the Last name』は、その完結編。
監督は前作にひきつづき、金子修介。
メインキャストは前作と同キャストで変更なし。
主演の八神月は藤原竜也君、L／竜崎は松山ケンイチ君、父総一郎は鹿賀丈史さん、リューク（声）は中村獅童さん。
それにしても、ミサミサの戸田恵梨香さんがめちゃくちゃ可愛かった*2です。それは人気アイドルにもなろうかというものです。
しかも、そのミサミサ拘束シーンもありますからね、戸田さんファンなら必見ではないでしょうか。
はっきり言って、戸田さんを見るためだけにこの映画を見てもいいんじゃないかと思います。私ならそれでも後悔はしてないと思います。そのくらい可愛かった。
可愛いといえば、妹の紗由役の満島ひかりちゃんも当然可愛かったです。
けど、戸田さんがそれ以上に可愛かった、これは仕方ない。
あとは、ひょっとこ Lがかなりよくなってました。演技がよくなったのか、私が慣れたのかはわかりませんが、それほど違和感無く見られました。
Lの甘党をエスカレートさせて、毎回出るたびに違うものを食べてたりしたのが面白かったです。正直胸やけしそうでしたが。
高田聖美（たかだ・きよみ）役は片瀬那奈（かたせ・なな）さん、色っぽかったなぁ。
それから、さくらTVのキャスター役は、最初みていて誰かなぁと思ってたんですが、上原さくら（うえはら・さくら）さん。声がよかったです、あんな良い声してらしたんですね。
それから、ひさびさに前田愛さんをみかけました、TV局の社員役かな。
それと、かなり最初にやられる人に板尾さんがいました。
キャストはこの辺かな。
というわけで、以降はネタバレありで書いていきたいと思います。
レムの声は池畑慎之介（いけはた・しんのすけ）さん、エンドロール見てびっくり。
なるほどなぁ。
たしかレムは♀という設定だったと思いますが、男声だったのでこれはどうかなぁなんておもったんですが、終盤女っぽくなっていたので、「おや」と思ったら、中の人が池畑さんで納得みたいな。どちらともとれるような感じでしょうか。
ミサミサ捕縛までは、ほぼ原作どおりかな？かなり序盤で茂木さんが逝ってしまったのには驚きましたが。
それ以降はかなり大胆なアレンジが加えられてましたね。
四葉キラがなかったことになり、高田ちゃんが別の位置に配置され、原作の２部以降がバッサリ切られて無かったことにされていました。
その辺で落ちはついたも同然ではありましたが、最後まで引っ張ってくれました。結末（勝敗）自体は予想できたものの、ああいう形で決着がつくとは予想外でした。デスノートのルールを巧く利用*3していて感心しました。下手に原作をそのまま映画化したわけでもなく、全く違うもの(テイストすら失った別物)というわけでもなく、『デスノート』の特徴を巧く生かした見事な映画化作品だったと思います。
ラストシーンもかなりよかったとおもいます。
月の鬼畜っぷりも、ミサミサの一途さも、Lの覚悟、総一郎さんの苦悩も良く出てた。
むしろ原作もこのまとめ方の方が良かったと思う人多かったんじゃないでしょうか、どう考えても第二部は蛇足にしか思えなかったし。あの結末にするくらいなら、このまとめ方の方がまだましだと。
まぁ、月が最後に皆殺しして高笑いして終わるなんていう終わり方も見てみたかった気はするんですけれどね。
さすがに、倫理的に無理だろうなぁとは思ってたので諦めてます。
それにしても、楽しめました。大満足。
最初、映画化の話を聞いたときは、またどうしようもないネタにしかならない映画が出来上がるんだと思ってたんですが、私はとても楽しめました。スタッフさん凄いです、よく頑張ったなと思います。どうもありがとうございました。
そんなところで、今日はこの辺で。
それでは皆様ごきげんよう。
