百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)

百合星人ナオコサン (1)
本日はkashmir(かしみーる)先生のご紹介です。
月刊コミック電撃大王の巻末漫画を発見したのがつい数ヶ月前だったんですが、そのぶっ飛び具合にすっかりやられてしまいました。はっきり言って只者ではありません。思わず通報してしまいそうになる作品を書いていらっしゃいます。
このたび、めでたく巻末漫画がまとまって、単行本化されました。
なんと初回限定で主題歌CD付き。
無駄な豪華さに思わず脱力。


では少々ご紹介を。
百合星人ナオコサン』は、kashmir先生の手による月刊コミック電撃大王にて不動の巻末漫画の地位を築く、百合というよりは幼女萌え漫画です。
ストーリーはと言えば、美少女中学生みすずちゃんの下に、百合星*1から現れたナオコサンがめちゃくちゃに暴れる、ある意味ド○えもん的居候漫画なので、ストーリーなど無いに等しい気もします。
主人公はナオコサンなのか、みすずちゃんなのかわかりませんが。
個人的にナオコサンと某聖さまがかぶると言ったら物凄い勢いで怒られてしまうでしょうか。
みすずちゃんの台詞はフキダシなしで書かれてるんですが、そこがなんとなくみすずちゃんのおとなしいところを表してる感じで実に良いと思います。
みすずちゃんの友達でめがねっこの柊ちゃん(ひいちゃん)もおとなしそうに見えて結構普通の子ではなかったりするのではちゃめちゃです。


kashmir先生の描く女の子が可愛い。ああなるほど、この人は幼女が好きなんだなと強く印象付けられる漫画です。
絵柄も良いんですが、なによりちりばめられた(なにかの*2)パロディが凄い。なるほど、これはアニメ化できません。捕まります。


ともかく、かなりのテンションのギャグ萌え漫画なので、一読の価値はあると思います。ちょっとシモネタに傾きすぎ(というか、すべて)な気はしますが、気にしない。

*1:ストレートすぎる

*2:詳しい解説がためらわれるような