14才の母 第11話

14才の母
紆余曲折有りましたが最終回です。
なんだか早かったです。
思ったよりもすんなりここまで来てしまったような印象もあります。


名前は「そら」ちゃん。普通の名前で安心。
物凄い当て字で今風を演出とかでもそれはそれでネタになったんですが。


室井さんが殊勝な態度に出たかと思いきや自殺を図ってたり。生き延びましたけれど。
死ねばいいってもんでもありません。


志田ちゃんは良い母親になろうと頑張ってる感じです。
劇中でも、そう言う台詞がありましたが、頑張ろうとする母と、そうでない母の二極化みたいな。
痛ましい事件も多いですものね。我が子を愛せない母親ほど哀しいものは無いと思います。


学校側が物凄く温情的でびっくりしたわけですが、それを撥ね付ける志田ちゃんが凄い。
甘えない子だなぁ。


ご近所さんからの嫌味攻撃。そうそうこうこなくっちゃいけません。
見てて腹が立つほどむかつきましたが、こうでないといけません。
実際はこんなご近所さんなんていやしないんでしょうが。


そらちゃんがピンチ。
しかし助かる。いや助かってよかった。
三浦君もなんかもう普通になっちゃってます。
はっきりいって、こんな二人はレア中のレアケースだと思うんですが。
よくあるケースを描いても面白みも何も無いという結果になるよりはましか。ドキュメンタリーじゃないですしね。


結婚ですか。
なんだかんだで収まるところに収まっちゃうんだ。
生瀬さんの言ってることはいつも正論なのになぜか説き伏せられないと言う哀しさ。
そして室井さんがみごとなツンデレ母ぶりを披露。


けどまぁ、歳だけ食ってまるで子供を育てられない大人よりは、若い子供であっても子供を育てたいと思う気持ちの強い親のほうがまし、というか全然良いと思います、はい。


最後は母子で会話して終わり。
奇しくも本日は訃報が相次いだ哀しい日だったんですが、未来に希望をもたせる感じの終わり方。
うーん。
正直言って、もっと悲惨な目にあっても良かったとは思うんですけれどね。
けど、そうなったらなったで目を背けてしまった可能性は高いのでなんともいえませんが。
ただ、こんな甘い世間はないだろうってやっぱり思っちゃいます。
ちゃんと子供が出来て親たる自覚を持てば良いとは思うんですが、そう言う人ばかりではありませんしね。


それはともかく。
なかなか良いドラマではあったと思います。特に志田ちゃんの大活躍には目を見張るものがあります。やっぱり巧いと思う。このまま良い女優さんに成長してもらいたいなぁと思う次第です。
本日はこの辺で。ではまた。