どろろ

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QMA4や、箱版アイマス*1のせいで時間が無くてしかたがない状況の中見てまいりました、『どろろ』であります。


たぶん、これはダメなんだろうなと思いつつも、『どろろ』なので見に行きました。
案外悪くなかったんだけど、やっぱり良いって程でもないよな的な微妙な映画です。


どろろ』は、手塚治虫の同名漫画を元にした日本映画。監督は塩田明彦(しおた・あきひこ)さん、アクション監督は程小東(ちん・しうとん)監督、この方は『少林サッカー』や『HERO』等のアクション監督をされていた方だそうです。そんなわけも合って、アクションは見れるものになってそうだなぁという期待はありました。
出演は、百鬼丸(ひゃっきまる)に妻夫木聡どろろ柴崎コウ。醍醐景光(だいご・かげみつ)役は中井貴一さん。
中井さんの殺陣がかっこよかったです。やっぱりさすがといったところ。
内容は、体の48箇所を魔物に奪われたまま生まれてきた百鬼丸が、自信の身体を取り戻すべく魔物を倒すたびを続けているところで、どろぼうどろろと出会い、旅を続けるといった感じのお話。
実際のところ、原作も未完なので、『どろろ』を他メディアで作品化するときはつくりやすそうだなぁと思ったりします。以前PS2でゲーム化もされてましたが、結構面白かった記憶があります。内容も魔物を倒すと自分の体の一部が戻って来るというあたりが非常に物語を作りやすそうというか、さすが手塚先生*2だなぁなんて思います。


正直言って、また妻夫木か!また柴崎か!というところはあります。
それでも柴崎さんは頑張ってるなぁというか、巧いなと思わされましたが。やっぱりさすがに出すぎというか使い減り感は否めません。いわんや妻夫木さんにおいてをや。
話としてはもう、それこそ魔物を倒しまくって・・・というお話ですから、爽快ではあります。
アクションもさすがといったかんじですし、中井さんの殺陣もかっこよかった。
ただ、多少化け物の造形がなんともいえない感じだったりというのはありました。あなたはどこのライダーに出てくる怪人ですか的な方々が。
まぁその辺にはとりあえず目をつぶれば、それなりに楽しめると思います。
原作ファンの私としても特に文句をつけるところはありません。
いや、あるけど気にしないって感じでしょうか。「映画だし」という。


この映画はまたか!って感じることが多かったのですが、最後にスタッフロールでかかった曲がミスチル
またか!ですよ。
ここ数ヶ月で何本の映画に曲提供してるんでしょう。
悪くは無いんですけれど、他に誰かいないのかとは思います。
その辺が邦画の悪いところというか、偏りがあるのがなんとも。


個人的には中井さんがかっこよかったなぁというだけでも見甲斐がありました。
原作を未読の方なら、結構楽しめそうな気がします。
原作を知っていても、キャストに不満さえなければ楽しめそう。
アクションも海外物というか、派手なアクションで見ごたえはある。
ロケ地がニュージーランドで壮大な自然が楽しめます。ていうかまたニュージーランドか!
そんなかんじです。


書いてて無理やり誉めてる感が感じられたんですが。何故でしょうね、なんか引っかかってるっぽいんですが、いまいちその辺が自分でもつかめていません。序盤少し寝てたからでしょうか。いや、映画のせいというより、単にゲームのやりすぎで睡眠不足だっただけだとは思うのですが・・・。

*1:この辺については後日また書きたいと思っております

*2:未完に終わった点を含めて