L change the WorLd
というわけで、本日二本目は『L change the WorLd』です。
『L change the WorLd（エル チェンジ ザ ワールド）』は、中田秀夫（なかた・ひでお）監督による日本映画。映画版『DEATH NOTE』のスピンオフ作品。
主演は松山ケンイチさん。共演は福田麻由子さん、工藤夕貴さん、平泉成*1さん、南原清隆（なんばら・きよたか）さんなどこれまたかなりの豪華面子。
福田麻由子萌え映画です。
今回は斜線とかひかないですから、否定するつもり一切ないですから。少なくとも私にとってはそういう映画です。
ただ、一般的にはたぶん、松山ケンイチあるいは実写版L萌え映画なのだろうなと思います。そういう映画です。
一応書いておくと、映画版デスノートの後日談。死期を間近に控えたＬが殺人ウィルスをめぐる事件の解決に文字通り奔走する、という内容。
今回は映画版デスノートのスピンオフ作品と言うことで、松山ケンイチさん演じるLがフィーチャーされています。残念ながら今回の敵は月のような悪辣な賢さは持ち合わせていないので、本編のような行き詰まる頭脳戦などはまったく期待できません。ただ、そこを理解して、なおかつ、基本的にファンサービス的映画であることをわかっていれば楽しめる映画だと思います。少なくとも私は大満足しています。
上で書いたように、この映画は福田麻由子萌え映画であり、福田麻由子ちゃんのためにあるような映画だなぁと思います。麻由子ちゃん素敵すぎます、惚れます、できることなら今すぐロザリオ投げつけて妹にしたいくらいです。かなり本気で！
今作の麻由子ちゃんは、というか、今回もというべきか、非常に強い女の子です。芯の強い女の子でありながらも、思わず守ってあげたくなるようなはかなさを持ち合わせてる、ある意味破壊神、彼女こそが新世界の神。テディベア抱いて倒れこまれたら、こっちの身が持ちません、たぶん、可愛さで人は殺せるんじゃないかなとか思ったくらいです。
うすうす感づいてはいたんですが、最近の私はちょこっとどころではなくやばいです。福田麻由子ちゃんがいればそれだけで全部許しそうな勢いになってきてて、たぶん、映画自体はどんな出来でも最高だとか言い出しかねないくらいになってるので、自分で自分がちょっと怖いです。なんだかなぁ。
とはいえ、福田麻由子ちゃんにはそれだけの価値というか、それだけの存在なのは間違いないと思います。客観的にはなりきれないですが、たぶん（他の人がみても）演技は巧い子だと思うんですよ、さらにこれだけの存在感を出せるっていうのは本当に稀有だと思うんです。凄く演技が好きで演じてる。っていう感じがして、見ていて非常に気持ちがいい。本当に将来が楽しみな女優さんです。ていうか、今、現時点でも充分すぎると思ってるんですが、先が凄く気になるし、楽しみです。
福田麻由子萌えトークはこの辺にして。
まぁ、そうでなくてもこの映画はLあるいは松山ケンイチ萌えのファン向け映画という認識で間違ってはないと思ってます。いや、そうでなくても面白いとは思うんですが、ただやっぱり、彼のキャラクターありきで話が出来上がってる気がするので、それは前提なのかなと。
今回は頭脳戦はほぼないので、Ｌの頭脳以外の活躍が見られます。走ったり飛んだり大活躍。そういう意味でもやっぱりＬ萌え映画なのかなと。
途中、ロードムービー風逃避行になってて、雰囲気が非常に良かったです。ていうか、（たぶんシチュエーションに）萌えた。
ああいうのに弱いんですよね。なんか『青い鳥*2』思い出しました。
それにしても、映画版ができるという話を聞いたときは心配したものですが、松山くんも見事にLになったなぁって思います。頑張ってますね。
それと、今回東南アジア出身の少年を演じてた子は、向こうの子だと思ってたんですが、なんと日本人*3らしく超驚いた。すげえ！いつもながら日本の子役レベルの高さには舌を巻きます。凄いわ。
その他の出演陣も目を引く人がいくらか。
テロリストの面々はかなり印象的な面子で、なかでも佐藤めぐみ（さとう・めぐみ）さん、この方は、『ちりとてちん』のA子役も好演されてますが、今回も可愛いのに怖い役柄を見事に演じられてます。いいなぁ。
南ちゃんはなんとFBI捜査官役。にあわね〜！
本当にまったくそんな感じがしないわけですが、そこが味になってたのかなと思います。
この映画はあくまで、映画版デスノートのスピンオフ、続編であり、漫画版とはもはや別物と思った方がいいと思います。ただ映画版デスノートの出来は良かったですし、これはこれで楽しめる作品だと思います。
さて、今日はこんなところです。
どちらも楽しめてよかったです。
来週は2本ほど見る予定になってますが、どうだろうなぁ。できればそれ以上みたい作品はあるんですが、たぶんそのくらいになると思う。
『奈緒子』は上野さんが久々に普通の役やってるしみたいんですが、優先度は低いんですよねぇ。原作全部読んでないしなぁ。読まなくてもいいのかもしれませんが、ちょっと気になります。
そんなところで、ではまた。
