マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

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はい、というわけで本日二本目は『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』です。
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』は、ザック・ヘルム(ざっく・へるむ)監督・脚本によるアメリカ映画。
主演は、ダスティン・ホフマン。共演にナタリー・ポートマンジェイソン・ベイトマン(じぇいそん・べいとまん)、ザック・ミルズ(ざっく・みるず)他の皆様。
マゴリアムおじさんが開いたおもちゃ屋さんで支配人として働くモリー。ある日おじさんが引退してモリーに店を渡すといったところ、おじさんの作ったおもちゃたちが反乱をおこして・・・はたして、モリーおもちゃ屋はどうなっていくのかな、というお話です。


私、この映画の予告編を見まして、ナタリー・ポートマンが出ているという、その一点をもって観る事を決定しました。ナタリー・ポートマン大好き!超好き!なのです。
レオンで始めてみて以来のファンですし。
で、今回の選択ですが、全く正しかったと言わざるを得ません。ナタリーを堪能できたので大満足です。素的過ぎる。


今回のナタリーはショートカットでさっぱりした感じで、もう素敵すぎます。やっぱり本当にかわいい子にはショートカットが良く似合う。
ナタリーは、ヘイデンに関してもそうなんですが、スターウォーズという大きな作品の重要人物を演じたわりには、その役に捕らわれていないというか、あんまり色がついてない感じなのでよかったなと思ってます。
で、今作では、子供時代天才ピアニストと呼ばれ、現在はおもちゃ屋のオーナーという人物を演じています。うん、いい。
私は好きになってしまうとなんでもいいと思ってしまう人間なので、これはもうどうしようもないんですが、やっぱり良い。観ているだけで癒されます。


この映画のテーマはずばり『信じる』です。
魔法を信じられるか、自分自身を信じられるかどうか。
信じるっていう行為はなかなか難しいものですよね。自分を振り返ってみてもそう思います。自分を信じると書いて自信ですからねぇ。
100%自信があると思っていたことでも、ちょっとしたきっかけで崩れてしまうっていう脆さ。何事も絶対とか、永遠なんてことは無いのだなという。
けどそれを乗り越えてこそ強くなれる的な。そんな感じ。


子役のザック君の演技もよかったですし、当然のようにダスティン・ホフマンが良すぎた。
ホフマンが演じるマゴリアムおじさんは自称(というか多分本当に)243歳だと言うんですけれども、なるほど、この人ならそうかもっていう年輪というか経験と言うか、そういう人物なのだなと納得させられてしまうダスティン・ホフマンの存在が凄いなぁと。魔法を使うおじさんという、本来なら疑ってしまう人物の存在そのものを思わず肯定してしまう役者の力。
やっぱり、映画には俳優って大事だなって思います。当然ですが。


見た後にほっとできるような、そういう映画です。
子供向けと言うよりはむしろ大人が癒される映画かもしれません。ナタリーのことをぬいても。
楽しめました、よかったです。


さて、本日はこのへんで。
来週はどうなんだろう、余裕があれば先行公開まで手を出したいところですが・・・どうなるかなぁ。
ではまた。