団塊ボーイズ

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ふっざけた邦題だよなぁ・・・と思いつつも、予告編を見て以来、これは絶対に面白いと期待していたので頑張って時間をひねり出してみてきました。
団塊ボーイズ』は、ウォルト・ベッカー(うぉると・べっかー)監督によるアメリカ映画。原題は“WILD HOGS”*1
主演は、ティム・アレン(てぃむ・あれん)、ジョン・トラボルタマーティン・ローレンス(まーてぃん・ろーれんす)、ウィリアム・H・メイシー(うぃりあむ・えいち・めいしー)。その他、レイ・リオッタマリサ・トメイ(まりさ・とめい)などなどのご出演。多分最後の方に出てたのピーター・フォンダだったと思う。イージーライダー関連くさい。
内容は人生にくたびれたおっさん四人が無目的にハーレーにまたがりアメリカ横断するというコメディ映画。


はっきり言いましょう。


無茶苦茶面白かったです!


見にいってよかったと心底思いましたね。
だって、声出して笑いながら見てましたから。本当に面白かった。
特に、ウィリアム・H・メイシーの演技が素的過ぎる、もう最高。さすが私の認める天才俳優*2だけあります。そもそも、彼が出ているからこそ見にいった映画だったんですけれども、その高い期待をさらに超えて楽しませてもらえました。もうすごいとしか言えない。


ちなみに。私が絶賛するウィリアム・H・メイシーさんは、ご存知ない方も多いかとは思うのですが、顔を見たら、「ああ、このおっさんね」とわかってもらえるんじゃないかと思います。私が初めて認識したのは、『ER』のモーゲンスタン部長だったんですけれども、数々の映画で名演技を見せてくださってます。特に情けないおっさん役をやらせたら比類無き演技を見せて付けてくれる素敵おっさん俳優です。


もちろん、ウィリアム・H・メイシーのみならず、主演四人がみんなもう素晴らしい演技でたまりませんでした。もう爆笑の連続で、最後の最後まで笑わせてもらいました。
で、この映画本当に面白いんですけれども、それだけに邦題が惜しい気がしました。
この映画、団塊だけがターゲットではあるまい!
ちゃんと全年齢に訴求できるだけの面白さを持ってます、面白いよ!


確かに多少下品なところはあったというか、親父向けネタもあるのはあるんですけれども・・・。
ウィリアム・H・メイシーの演技は誰にでも通用するものだとおもってます。


ただやっぱり一番見て面白いと思えるのは世のおっさんどもなのかもしれません。おっさんの夢がつまりまくった映画です。そう考えるとこの邦題もありっちゃありなのかなぁ。
今日の客層は案外バラバラでしたし、心配することもないのか。


見ていてこれほど笑えてすっきりできる映画もそうはないと思います。
はっきり言ってお奨めできます。


私も全く乗れませんが、ハーレーに乗って旅に出たくなりました・・・。無理だけど。
けどあれは気持ちよさそうだなぁ・・・。


今日はこんなところで。

*1:野豚たち=おっさん四人のチーム名

*2:私の認める天才〜という形容は多分これからもいろいろでてくると思いますが、単に好きなだけなので、そのようにご理解いただければと思います