ライラの冒険 黄金の羅針盤

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諸事情により満身創痍なので、正直きっついです。


はい、というわけで、毎月一日映画の日。本日1本目は『ライラの冒険 黄金の羅針盤』です。
ライラの冒険 黄金の羅針盤』は、フィリップ・ブルマン(ふぃりっぷ・ぶるまん)の同名小説を原作とする、クリス・ワイツ(くりす・わいつ)監督・脚本のアメリカ映画。
主人公、ライラ・ベラクア(らいら・べらくあ)を演じるのは、ダコタ・ブルー・リチャーズ(だこた・ぶるー・りちゃーず)。他に、ニコール・キッドマンダニエル・クレイグサム・エリオット(さむ・えりおっと)、クリストファー・リー。さらに声の出演として、イアン・マッケランキャシー・ベイツ等などという豪華な顔ぶれ。
どことなく地球に似てるけどちょっと違うパラレルワールドの住人ライラが、黄金の羅針盤を手にして世界の秘密を探る旅に出るといった感じのファンタジー映画。


映画の冒頭

第1作の舞台は、われわれの世界と似た世界であるが、多くの点で異なる。
第2作の舞台は、われわれが知っている世界である。
第3作は、各世界観を移動する。

なんていうお知らせがでてきまして、なるほどということで納得しつつすんなり見られたんですけれども。早くも3作目への期待が高まりました。


三部作の最初と言うことで、導入的役割があってそのへんで退屈しそうだななんて思ってたんですが、予想外に展開が早く、飽きずに楽しめました。むしろ、飛ばしすぎじゃないかなと思ったところもあったくらいです。


黄金の羅針盤〈上〉—ライラの冒険黄金の羅針盤〈下〉—ライラの冒険
原作が上下巻らしいことは知っていたので、もっと長いものだとばかり思ってたんですが、予想外にまとまってたというか、驚きです。延々設定から始まって3時間長*1なんてことになったら疲れますし、よかったなと思います。


それにしても、主役のライラがやっぱりかわいいわけです。美少女だなぁ・・・。ただなんかですね、風格を感じるというか、誰かに似てるなぁと思ってずっと記憶と照合してたらですね、「りりィ」さんに似てる気がしちゃってですね、つまり端的に言うと、この子ふけ顔なのかなぁとか思いましたがそれはまぁどうでもいいことなので流します。
それと、私の認める世界一の美女ニコール・キッドマンが出演してますので、もうずっとたまらない状態です。いやー、やっぱニコールは美しい、素敵です。


ファンタジーではありますが、中世ではなく、どことなく現代の地球っぽい設定なのが新鮮な印象。テクノロジーが進んでんだか遅れてんだかっていうところがファンタジックで素敵です。
それから、自らの半身(ダイモン*2が動物の形をとって常に側にいるという設定がまたファンタジック。子供受けしそうというか、動物好き垂涎の設定ってかんじです。


白くまさんはその辺の設定とは離れた所の存在だったんですが、かっこいいですね。クマ同士のキャットファイト肉弾戦は迫力がありましたし、ライラを乗せて果てない雪原を疾走したりする画がたまらなくよかった、あれは気持ちよさそうでうらやましい。まぁ、本物のくまさんは怖くてちかよれませんが。


映画の中身としては、確かに間違いなく、「ライラの冒険」であり、ライラが冒険してます。ただ、当然といえば当然なんですが、謎が謎のままというか、この先どうなるんだろうなぁというのは在るので、ひっかかりは残っちゃいます。
映画としては面白いんだけど、まだ続き在るからなぁっていう。まだ見終わってないよねみたいな感じがするのです。


先が気になるのは、面白かったことの証明かもしれません。
早いところ三部作を完結させて欲しいなぁと思っています。うん、先が楽しみです。

*1:某指輪映画のことですが、あれはあれで嫌いではないというか、仕方ない面も理解はしてますが、やっぱり長すぎ。

*2:代紋ではない、当たり前か