カンフーくん

レーシックによって視力を回復させるメリット


デルトラは終わってしまいましたが地味に面白かったですね、リーフとジャスミンのラブコメが。
今はただ乃絵の幸せを祈ってやみません。


今日は年度末で地上派も豪華です。
(賢い)ハーマイオニー>>>(アホ)ローズ
正直どう頑張ってもローズは擁護できない。


はいどうも、最近では週に一度は映画を見ないと落ち着かないようになってしまっています。って昔からか。
というわけで、とりあえず見てきたのがこれ、『カンフーくん』です。
『カンフーくん』は、小田一生監督、大地丙太郎(だいち・あきたろう)脚本による日本映画。
主演は、中国の天才小学生、チャン・チュワン(ちゃん・ちゅわん)くん。共演に、泉ピン子(いずみ・ぴんこ)、藤本七海(ふじもと・ななみ)、佐藤めぐみ桜塚やっくん(さくらづか・やっくん)、金剛地武志(こんごうち・たけし)、佐田真由美、西村雅彦他のご出演。
南ピン拳免許皆伝をめざすカンフーくんはなぜか師匠に日本へとはじき飛ばされてしまい、そこでであった泉ちゃんの家に住みながら最後の敵を探すことになって・・・。って言う感じのお話です。


この監督さん、あの『笑う大天使』映画化された方ですよね、冒頭で名前拝見して気付いたんですが、こんな映画も撮りますか、驚きです。
で、脚本の名前見て、アニメにでもすりゃあいいのにと一瞬思ったんですが、よくよく考えるとこの映画は、カンフーくんありきなのでむりだよなと気付きました。それくらいカンフーくん頼みの映画です。


で、まぁ、見に行っておいてなんなんですが、正直最初からそれほど期待はしていませんでした。なんとなく今年はカンフーイヤー*1っぽいのでとりあえずみておこうかなぁくらいでしたので。
で、まぁ、結論から言うと、なんというか、非常に申し上げにくい結果になっております。
いまひとつ。
そんな感じです。


そうだなぁ、どこがアレなのかというと、全編ギャグっぽいつくりではあるんですが、哀しいかなギャグが上滑りしているというか、かみ合ってないというか。あえてそう狙ったんだとしたらセンスがずれてる*2気がしました。
笑う大天使』の方は、これはこれでアリだなぁと思ってた(はず)んですが、今回のはむしろナシかなと。


実際のところ、カンフーくん頼みの、映画なのは誰もが理解してるはずですから、そこだけちゃんとしてればそれだけで面白いものになったと思うんですが、他の部分まで過剰に作りすぎた結果、全体的に勿体無い感じが漂ってしまったように感じます。


なんというか、無理に芸人使ってしまってあえてネタをやらせて、わざとやってるんですよっていってるつもりなのかもしれませんが、むしろ直截的に残念感があふれ出ています。
金剛地にエアギター、やっくんにスケッチブックとか。今あえてやるのかと。
役者さんに罪は無いので、むしろその辺はプロ根性に感服したくらいです。


それから、たとえば、ピン子さんがきりもりする店の名前がニュー幸楽だったり、やけにこどもビールがでてきたり*3。シナリオ自体はどう転がろうが文句つける筋合いではないのはわかってます。設定自体荒唐無稽なんだし。そこは特に問題無いと思ってますし。それ以外のとこが問題だったかなぁと。
そのわりに本筋で出しとくべき映像を切っちゃってるっぽい*4し、どうも腑に落ちません。


そういえば、脚本の大地さんもちらっと出演してましたし、大天使にでていた上野樹里さんもワンシーンご出演なさってました。
無駄に豪華な役者さん使ってます。


ピン子さんあたりは相変らずといえば相変らずですし、佐田さんも非常に悪役の似合う方で素的です。そして今回唯一と言っていい掘り出し物が、少女役の藤本七海ちゃん。この子が夏帆似でとてもかわいかったのでなんとか持ちました。それと佐藤めぐみさんも先生役頑張ってました、可愛いなぁ。最近頑張ってますね。


主演のカンフーくん自体もくりくりしてて可愛いんです。
そう、カンフーくん自体はいい。
ワイヤアクションに早回し(もしてると思う)に加えてVFXで凄い動きを見せてくれます。


普通の方なら、カンフーくんをみて可愛いと思えるかどうか、そこだけがこの映画の見所になると思われます。


まぁ、一応そのくらいのもんだと思って見に行ってはいるので、このくらいにしておきたいと思います。
ドラは来週中に見る予定。
マリみて新刊もそろそろでしょうかねぇ。
さて本日はこのへんで。

*1:周星馳の新作は違うんですが、『少林少女』や『カンフーパンダ』あたりなんかはそうですね

*2:監督のか、あるいは私の方か。正解なんてありませんが、単に相性が悪かったということかもしれません、今回は

*3:この辺はタイアップですね

*4:まさかスタッフロールのためにとりおろしたわけでもないだろうと思われる内容が見られます