王妃の紋章

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年度始めは誰もが忙しそうに見えます。桜吹雪舞散る中皆様いかがお過ごしでしょうか、chamberです。


今日の1本目は『王妃の紋章』です。
王妃の紋章』は、中国の古典的戯曲『雷雨』を原作とする、チャン・イーモウ監督による中国映画。原題は、『Curce of the Golden Flower(満城尽帯黄金甲)』
主演は久々にご尊顔を拝します、亞州影帝チョウ・ユンファ。共演に、コン・リージェイ・チョウ(じぇい・ちょう)、リウ・イェ(りう・いぇ)、リー・マン(りー・まん)、ニー・ターホン(にー・たーほん)、チェン・ジン(ちぇん・じん)、チン・ジュンジェ(ちん・じゅんじぇ)他の皆様。
またしても古代中国を舞台にしたスケール感あふれる映画となっています。


チャン・イーモウ監督といえば、近年では『HERO』『LOVERS』と言った複雑かつスケール感あふれる映画のイメージだったんですが、今作はそれらに比べればかなりストレートな映画になっています。それでいながらスケール感はアホほど大きいので単純に楽しめるのではないかなぁと。


スケールについては今作を見て感じたんですけれども、広い土地に大勢の人間を配すよりは、同じ人数でも狭いところに詰め込むように見せた方が大きく見えるものだなぁと新発見しました。ていうか、あれは人多すぎだろ、どんだけエキストラ使ってんだよ!って話です。あれだけの人間を集められるだけで凄いと思います。いい意味でアホです。
他にもいい意味でアホだな]ぁと思われるところが数多くあって楽しめます。
まずは衣装。すっごい豪華。王や兵の鎧とかあれだけの数よく用意したなぁと呆れますし、王妃や女官の胸を強調した衣装も目を奪われます。昔はああいう衣装だったんだろうなぁ。結構大変そうですけど。
それから小道具にセットによくもまぁここまでやったもんだなぁと呆れる事必至です。ようやるわ。


戦闘シーンや殺陣も迫力がありますし、どろどろの人間関係もあって、中身も充実。なるほど娯楽作って感じの映画になってます。


ひさびさのチョウ・ユンファも流石の貫禄でしたし、リー・マンちゃんも可愛かったですし、見ごたえある映画だと思います。