大いなる陰謀

大いなる陰謀 - オフィシャルサイト


見たいか見たくないかで言えば、見たくないです<名作のリメイク
むしろ元ネタそのものを見たいです。
とかいいながらも、公開されたらやっぱり見ちゃうのかもしれません。
「あれば見るけど、ないならないでかまわないよ」位のスタンスでしょうか。


はい、どうも、お久しぶりです。
いろいろ忙しかったのです。ゲームとかゲームとかゲームなどで忙しかったのです(誇張含む)。
まぁ、ゲームだけで忙しかったわけでは決してなく、この時期が時期だけにいろいろと大変でしたが映画だけはなんとか見てきています。


本日1本目は『大いなる陰謀』です。
『大いなる陰謀』はロバート・レッドフォード監督によるアメリカ映画。原題は『LIONS FOR RAMBS』、「羊たちに率いられたライオン」とかいう意味合いっぽいです*1
主演はロバート・レッドフォードメリル・ストリープトム・クルーズ、他に、マイケル・ペーニャデレク・ルーク(でれく・るーく)、等のご出演。
なんというか主演の豪華さだけで何とかしたっぽい印象も受けるほどの豪華さです。
内容は、アフガンで発動された新作戦にまつわる人々のお話になっています。
一行でまとまった!
まぁ、そういう映画なのです。


トム演じる上院議員メリル・ストリープ演じるジャーナリストのやりとり+レッドフォード演じる大学教授と生徒のやりとり+戦地に赴いた元学生のシーンが交互に描かれるという構成になっていて、徐々に何が言いたいのかわかっていく感じがしました。
謎とか、タイトルにある陰謀とか、そういうものではなくて、監督の意図するところが見えてくるのかなと思います。
正直に言うと、派手派手しさと謎を求めていた私としては完全に肩透かしを食らった形です。


で、まぁ、なんというか、予告を見ていてどういう映画になるんだろうなぁと思ってたんですが、なんというか、終わってみると説教くささが漂っていたというか、楽しいとは言いがたい感情が残る映画だったかなぁと思います。この手(戦争とか陰謀がらみ)の映画は、テーマがテーマだけにエンタテイメント性よりも、メッセージ性を高めたものが多数ある*2わけですけれども、この映画はそういう映画のひとつだと思います。


「戦っている人がいるのにのうのうと暮らせるんですか」みたいに言われてもなぁ・・・とは思うわけです。確かに耳は痛いんですけど、ちょっと困る。
何も出来ない人はそれでよくって、できる人はやってくださいねってことかもしれませんが。それはそれでなんだかなぁっていう。
私はそう感じたわけですが、人によっては当然違った見方も出てくるのだろうと思います。


ただ、まぁ、なんとも、役者陣が豪華なだけに、その演技を見ているだけでも楽しめます。
派手派手しさはありませんが、90分という短い時間のわりにはいろいろ考えさせられる映画だったかなと思います。

*1:本編字幕ではそんな感じでした

*2:本当にそうかどうかは数えたわけではないのでわかりませんが