紀元前1万年
【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|紀元前1万年
相棒スペシャルみて、そういえば映画版公開始まってたのに気付きました。うーん、やっぱみないかもしれない。面白そうではあるんですが・・・。
さて、公開一週間程立ってしまいましたが、『紀元前1万年』です。
『紀元前1万年』は、ローランド・エメリッヒ(ろーらんど・えめりっひ)監督によるアメリカ映画。原題は『10,000BC』。まんまだなぁ。
主演は、スティーブン・ストレイト(すてぃーぶん・すとれいと)、他に、カミーラ・ベル(かみーら・べる)、クリフ・カーティス(くりふ・かーてぃす)などのご出演。
紀元前1万年を舞台にした、CGもたっぷりなアクションアドベンチャー巨編です。
そう、巨編と呼ぶに相応しい内容でした。
いいかげん口にタコが出来そうなんですが、CGが凄かったです。掛け値無しに本当に凄い。
マンモスとかもう本物としか思えない大迫力。
エメリッヒ監督はエンタテイメント精神の塊っぽいなぁと、このド迫力CGで埋め尽くされた画面を見て感じました。正直、飽きれるほどでしたが、感動しました、素晴らしい。
映画館の予告編だけみていたら、どういう内容かすらよくわからないものの、面白そうだなぁくらいにしか思えなかったんですが、映画を見た後にテレビでメイキング番組をみていたら、めっちゃネタバレしてて思わず笑ってしまいました。
私は極力メイキング番組は見ないようにしています。まぁ、見ないようにしないまでも深夜帯なので目に付くことはあまり無いんですが、その昔、タイタニックの時にメイキングを見てしまって、本編を見る気が失せたことがあって、それ以来あまり見ないように心がけてます。私はネタバレされるのが凄く嫌いなんです。まぁ、ネタバレというか「裏側見せられるのが」ってかんじでしょうか。船がCGで出来てるとか、乗客との合成の仕方とかそんな感じで見せられちゃうと映画本編にのめりこめないというか。見た後なら逆に楽しめるくらいなんですけどね。メイキング番組はちょっとネタ割りすぎではなかろうかと思ってます。
それはさておき、内容をあまり知らないまま見に行ったおかげで、驚きの連続で無茶苦茶楽しめました。やっぱり前情報は少ない方が楽しめます。
ストーリーは、端的に言えば愛する人を連れ戻すというそれだけの話です。ただ、道中が非常に派手で、ラストもまた超ド派手、ちょっとやりすぎとすら思えるんですが、そういう頭に“馬鹿”がつくほどやってくれるのは本当に楽しいし、嬉しいです。感動します。
後半の舞台があきらかになったとき、「時代考証おかしいだろう!*1」とも思ったんですが、迫力と勢いの前には無意味なので考えないことにしました。面白ければそれでいいんです。面白いは正義!
サーベルタイガーをあそこまで動かせるのをみて*2、某守護者漫画も実写化できそうだなぁとか思ったんですが、色々な意味で無理でしょうねぇ、考えないことにしましょう。
ともかく、ストーリーは単純ながら、超ド迫力で非常に私好みの素敵な映画でした。
アホでいいんです、アホで、突き抜けた方が面白い!
では今日はこの辺で。