西の魔女が死んだ

ダイヤル式の鍵は総当りで開けられるってホント?

  • 風邪引きました。皆様はお気をつけて(ジュルジュル
  • ゴールデンは演出がゴールデンすぎる。けどあれ滑る話も滑ってないことになってる気がするんですよねぇ。
  • この夏は『釈迦みて』が熱い!・・・のかなぁ。


はい、軽くつらいですがこんばんは、chamberです。
本日はなんとか二本見てきています。
少しくらい休めばよかったかなとかも思ったんですが・・・。まぁ、それはそれで。
とりあえず一本書いておきたいと思いますが、残りは明日以降かもです。頑張ります。


西の魔女が死んだ』は、梨木香歩(なしき・かほ)さんの小説を原作とした、長崎俊一(ながさき・しゅんいち)監督による日本映画。
主演は、サチ・パーカー(さち・ぱーかー)さん。この方ご両親ともにアメリカ人*1で、かつ親日家だったので“サチコ”と名づけられたそうです。素敵なお名前ですね。
そして、高橋真悠(たかはし・まゆ)さん、りょうさん、大森南朋さん、高橋克実さん、木村祐一さんほかのご出演です。
中学に入った直後、学校へ行くのが嫌になってしまった主人公が、山奥で暮らすおばあちゃん(魔女)の家で過ごし、魔女修行を通して成長する姿を描く映画です。


魔女修行と言っても、魔法とか黒魔術とかそういうことではなく、生き方とか精神修養みたいなものでした。そう、魔法を操るにはMPが必要なので精神修行が必要なのです。という理屈か。
そもそも過去に魔女と呼ばれた人たちも、単に精神的に自立していたとか、薬草や料理の知識が豊富だったとか、そういうことだったのではないかと思わないでもありません。ていうかむしろそうでしょう。ここで重要なのは、自立ってところでしょうか。人に頼っていては魔女たり得ないというか、人として成長できないってことなのかもしれません。


魔女役、サチ・パーカーさんはいい配役だったなぁと。
魔女然としているというか。日本語も吹き替えたの?って思うくらい自然でしたし、巧かったです。ああいうおばあちゃんいいなぁ。


主役の女の子は美少女と言うことも無く、かなり普通の子でした。が、逆にそこがポイント高いというか、普通のお話であることの現実味と言うか、下手にお芝居っぽくなってないのが良かったかなと思います。
で、この子が木村さん演じる近所の男をものすごく嫌うんですけど、無理も無くって、木村さんが下品な男を好演なさってました。ていうかあれまんま(以下略)。
この年頃の子の敵っぽい役柄でしたし、まぁ、あれは無理も無いと思うんですよね。
凄くわかります。
おばあちゃんのいうこともわかるけど、この年頃の子にそこまでいうのは酷な気がしました。


あとは、人の死について。か。
この年頃になると身内の死に遭遇することもあるわけですけれど。やっぱりそれもまた成長の契機ていうか。こうやって人から人へと知識や気持ちとかいろんなものが伝わっていくんだよねと。


まぁ、たまにはこういう映画も良いかなって感じです。
凄く落ち着いた感じになれる映画です。


やっぱり今日はこの辺で。
鼻水が凄いんです。
ハーブティーが欲しいなぁ・・・。

追記 "I know."

忘れてた。タイトル自分で書いておいて忘れてたんですが、この「I know.」っていうフレーズ。
実は今日見てきたもう一本の映画でもでてきてて印象深かったんですけれども、「わかってる」くらいの意味だと思いますが、かなり好きです。


と言うかですね、これ私がはじめて認識したのは、かの『スターウォーズ Ep.5』だったと思うんですが、レイア姫の「アイラヴュー」に対する返しとしてのハン・ソロの「アイノウ」あれ、逆でしたっけ。ともかく、このやり取りでしびれさせられました。「ああ、こういう言い回しがあるのか!」と。
いつか使ってみたいと思っていますが、一向に(以下略)。
なんていうか、このわかってるっていうのは最大級の愛情表現というか、相手を理解して受け入れてるっていう証拠と言うか素的だなぁって思うわけです。


というわけで、いつか必ず使うためにストックしているわけです。

*1:ていうかお母様はシャーリー・マクレーンさんだとか