ウォッチメン
http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/
シュリーマンの偉大さをひしひし感じる今日この頃。
はい、で二本目がこちら、『ウォッチメン』です。
『ウォッチメン』は、デイブ・ギボンズ(でいぶ・ぎぼんず)の同名ビジュアルノベルを元にした、『300*1』のザック・スナイダー監督によるアメリカ映画。実写。原題"WATCHMEN"
主演は、ジャッキー・アール・ヘイリー(じゃっきー・あーる・へいりー)。他に、ビリー・クラダップ(びりー・くらだっぷ)、マシュー・グード(ましゅー・ぐーど)、パトリック・ウィルソン(ぱとりっく・うぃるそん)、マリン・アッカーマン(まりん・あっかーまん)、ジェフリー・ディーン・モーガン(じぇふりー・でぃーん・もーがん)等の皆様方。ぶっちゃけほとんど知らない方々でしたが、良かったです。
1985年、ベトナム戦争に勝利したというもう一つのアメリカ。ソ連との冷戦で核戦争の危機が訪れている世界で、一人のヒーローが殺されたことから始まるミステリー映画。
そうですね、簡単に言うと
ヒーロー中のヒーロー、ロールシャッハさんの活躍が見られるのは『ウォッチメン』だけ!
といった感じというか、私の感想です。
うん、好きだなぁ、ロールシャッハさん。
ああいう如何にもなダークヒーロー・・・ていうか、I am the law.的な人が大好きです。
最近流行り・・・というと言い過ぎかもですが、これは多分ダークナイトの系譜上にある作品なんじゃないかなとは思いました。ダークヒーロー物というか、ヒーロー人間説に立った作品。
ヒーロー、ヒロインの人間性自体がテーマになっている印象を受けました。
予告ではミステリっぽい感じが全面に押し出されてたような記憶がありますが、寧ろそれよりは人間ドラマって感じだったかなと思います。
スーパーヒーロー・ヒロインでミステリサスペンスやってみました。的なものも感じます。
しかし、この原作は本場ではかなり有名?ていうか高名な作品みたいですね。やっぱりアメリカっていうか海外のことって全然知らないなぁ。まぁ国内のこともろくに知りませんけど。
この映画に出てくるヒーローは基本、かなり人間に近いです。ちょっと身体能力の高い人くらいなかんじ。ただ、一人だけほぼ神みたいなヒーローもいますが、その辺がまた重要で、人間らしさ、またそれを失ってゆくことも話しに組み込まれていて面白い。
舞台設定は、架空のもう一つのアメリカみたいでしたが、音楽とかは当時の曲なんかが使われてたような気がします。
映画面白かったんですけど、さすがに163分の長尺で途中冗長さを感じた部分はあります。しかし、後半からは、ダイナミックな展開とバトル、そして重みのある内容で惹き付けられました。この重みまで含めて、映像の派手さと内容の重みがThis is AMERICA.なのかなぁ・・・という印象。
うん、さすがに映像はかなりド派手だと思う、けどそれに内容の重みが全然負けてない。内容の方がむしろ印象に残るくらいです。ロールシャッハさーん!
・・・で、こういうのも“あり”だとは思ってますけど、こういうのばっかりになると食傷しちゃうよなぁとも思うので、もっと派手でアホな映画が見たくなる感じではあります。
見ごたえある映画でした。
そういえば、ヱヴァ劇場版破の予告見ました。もーやっぱりすごいですよね、映像がもう半端無い。全然崩れないどころか美麗すぎ。アスカもでるしめちゃくちゃ楽しみです。しかし今度はどこが山場になるんでしょうね、なんかサハクィエルさん*2出てくるみたいだけどやっぱりあの辺ですかね。TV版でもあれは一番好きといってもいい位*3なところなので楽しみです。私としてはにんにくラーメンにはチャーシュー必須!ていうかチャーシューは絶対!
話しずれたな。
ともかく楽しみです。
では今日はこの辺で。