ザ・バンク堕ちた巨像

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今日は1本だけ。
『ザ・バンク 堕ちた巨像』は、トム・テイクヴァ監督によるアメリカ映画。原題はThe International
主演は、クライヴ・オーウェン。共演は、ナオミ・ワッツアーミン・ミューラー=スタール(あーみん・みゅーらー=すたーる)、ウルリッヒ・トムセン(うるりっひ・とむせん)、ブライアン・F・オバーン(ぶらいあん・F・おばーん)などのみなさま。
ヨーロッパを代表する巨大銀行IBBC*1の違法行為をインターポール捜査官の主人公が捜査するというお話。


銀行は国も動かしてるんだなぁという印象。



この映画の凄いところは、中盤のグッゲンハイム美術館での銃撃シーンです。はっきり言ってこれは物凄い見ものです。久々に銃撃戦に釘付け。もんのすごいですよこれ。はっきり言ってこのシーンだけのためにこの映画見ても後悔は無いレベル。実際には別のところにセット作って撮影したらしいんですが、それにしたって凄い。次から次に敵が湧くわ、オブジェはぶっ壊しまくるわで大変です。いや、いいもの見させていただきました。ほんと一度は行って見たいですね<グッゲンハイム。ていうか世界の美術館・博物館めぐりとかやってみたいもんです。


銃撃シーン以外にも見所はあります。
というかストーリーが重めで、見ごたえある映画になってます。


ラストなんかは結構珍しい〆かたかなぁって思いました。これはこれで面白いと思いましたけれども。


あれですね、あまりにも巨大な悪には悪を持って立ち向かうしかないのかなぁとも思いますが、どうだろうなぁ。正攻法で攻めきれないってこともまぁあるもんでしょうね。


クライヴさんはなんか、正直華のある方では無い気がするんですが、その分重みのある物語の主人公としては適してるのかなぁと思います。映画が締まる感じ。
ナオミさんも相変わらずお美しくて素敵でらっしゃいます。いいなぁ。


そういえば、今回主人公はインターポールの捜査官なんですけど、インターポールのお仕事は本来情報提供と捜査協力であって、逮捕とかではない(らしい)ですね。劇中でそういう話がでてきたんですが、そうするととっつぁんの立場は・・・。とかちょっと思ったけど気にしない。


かなり見ごたえある映画でした。おもしろかったです。

*1:元ネタになった銀行はBCCIと言うらしい