レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

レッドクリフ


おととい見てきました、金曜日公開の『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』です。


レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』は、ジョン・ウー監督によるアメリカ・中国・日本・台湾・韓国合作映画。
主演は、トニー・レオン金城武。ほか、リン・チーリンさんなど前作に引き続いての同キャストです。
今回は赤壁の戦いがメインとなってます。


なんつーか、かなりぶっちゃけると、「これ1本でよかったんじゃない?」位のことは思いましたが、まぁいいっす、ジョン・ウー好きだし。
今度は全編戦闘シーンで盛り上がるかなぁとか思ってたんですが、そういうわけでもなく、落ち着くところは落ち着いて、盛り上がるところは盛り上がると言う、普通に一本の映画です。つまり、一本の映画の前編後編ではなくて、普通に続編映画っていう位置付けだと理解した方がしっくりくる感じです。


戦闘シーンはさすがというかなんというか、西武警察もかくや*1という大爆破の連発。迫力半端無いっす。さすがハリウッドで鍛えただけはあります。
どうせなら二挺連弩とかやってほしかったですねって、前もこんなこと書いたような書かなかったような。


にしても、なんかなぁと思ったところもあるにはあるんです。
映画の前半では「曹操マジ外道!」、そして中盤以降では「尚香さんマジ外道!」ていう感じなんですよね。前半の曹操が悪役に描かれるのはまだわかるし納得もするんですけど、尚香さんはちょっとかなり悪い人に見えちゃいましたねあれは。ひっで〜ことしやがるなぁと思いながらみてたんですけど。これも戦争の哀しさか・・・。と思って納得することにしました。
シナリオに関しては、三国志の有名なエピソードに沿っているようで、ちょっと外してたりみたいなところもあったようななかったような。大筋では間違ってないんだとおもうんですけど。映画的に、というかむしろリアルよりになってるのかなとは思いました。


ただ、シリアスな中にも、ユーモアを忘れないところもあって、団子のシーンとかはかなり面白かったなぁ。
どういうテーマが秘められているかどうかはともかく、娯楽大作だなって気がしました。


ともかく、やっぱり孔明はすっごいかっこいい(ただ今回出番少な目)し、魯粛さんは相変わらずいじられキャラ周瑜孔明のみごとな計略コラボだとか、大迫力の水上戦だとか、趙雲の槍アクションだとか、見所多いです。
あいかわらず、小喬さんはありえないレベルで美人さんですし。目の保養にもなります。


けどほんと、これだけで充分だなって思っちゃうなぁ。
だから逆にいえば前作見なくても多分大丈夫なんですよ。
かなり楽しめると思います。面白い映画でした。


さて、来週です。
見たい映画が山ほど公開されちゃってさてどうしようかなって所なんですよねぇ。
まだどれから見るか悩んでます。
最低2本、出来たら3本くらいはみたいけど・・・。
ゴールデンウィークも近いし、そこで消化するってのもありかなとは思いますけれど、はやく見たいんですよねぇ・・・。ま、なんとかしましょう。


それではこの辺で、ではまた。

*1:比較対照おかしいですか?