ミルク

http://milk-movie.jp/enter.html


というわけで、『ミルク』です。
『ミルク』は、ガス・ヴァン・サント(がす・ヴぁん・さんと)監督、ダスティン・ランス・ブラック(だすてぃん・らんす・ぶらっく)脚本によるアメリカ映画。原題は MILK
主演は、ショーン・ペン。他に、ジェームズ・フランコ(じぇーむず・ふらんこ)、エミール・ハーシュ(えみーる・はーしゅ)、ジョシュ・ブローリンなどの皆様方。アカデミー主演男優賞、最優秀脚本賞他受賞多数。
アメリカで同性愛者を告白したものとしては始めて公職についた人物、ハーヴィー・ミルクの半生を描いた映画です。


で、ショーン・ペンが凄いわけですよ。
この映画の存在を知ったのはやっぱりショーン・ペンがノミネートされたときのことで、そのときの彼の顔を見て、これはもういっただろう*1って思っちゃったわけですが、実際取っちゃいましたね。
彼はどの映画でも見るたびに別人になってて怖いくらいです。
今回も、同性愛者を好演なさってました。役者根性すげえ。


この映画の見所は、もちろん、ハーヴィー*2・ミルク氏の同性愛者差別撤廃に奮闘する姿であったり、当時のアメリカにおける差別の凄まじさ*3であったりっていうのもあるんですが、なにより、ショーン・ペンの演技だと思います。


彼をみつづけるだけで2時間ちょっとがあっという間です。すげえ。
演じるって凄いことなんだなぁということをあらためて教えてもらえた気がしました。


それ以外だと、ミルク氏は全くの素人状態から公職に就いて、しかも活躍を見せるわけですけども、政治家になる人ってやっぱりもともと才能とかカリスマとか持ち合わせてるのかなぁって気はしました。
それとも、素人でも頑張ればできる仕事なんでしょうかね。今のところそうは思えないなぁ。


とりあえず今日はここまでで。
で、某億万長者映画ですけど、すっごい面白かったっすよ。その辺はまた後日。ではまた。

*1:オスカー獲るなぁ的意味

*2:ハーヴェイ表記もありなのかな

*3:差別をなくそうという条例を無くす住民投票があるとかいうのがもう凄い