GOEMON

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いよいよゴールデンウィーク*1です。
とはいえ私がやることと言えば、映画とゲームと読書(ていうか漫画)ってとこです。代わり映えしないなぁ・・・。まぁ好きでやってんですが。


で、毎月1日映画の日、本日は『GOEMON』です。
『GOEMON』は、紀里谷和明(きりや・かずあき)監督による日本映画。
主演は江口洋介。共演に、奥田瑛二中村橋之助寺島進要潤大沢たかお広末涼子、ゴリ、平幹二郎玉山鉄二伊武雅刀、そして福田麻由子などの豪華キャスト。
天下の大泥棒、石川五右衛門がある豪商の家から、信長暗殺の秘密が隠された箱を盗んでしまったことから歴史が大きく動き出す、といった感じのCGアクション映画です。


うーん、まぁ面白かったかな。
紀里谷監督のやりたいことってのは十分伝わってきますし、普通に楽しめる映画ではあったんですが、どうも軽い。
ストーリーはともかく、映像がなんか軽いんですよ。なんだろ、重みがないっていうか。
CGシーンで軽やかに動くのはいい。ただそれが軽すぎて違和感あるんですよね。
人間離れしたアクションっていうのはわかるけど、なんかのみが跳ねてるんじゃないんですか的な印象を持ってしまったり。
凄いっていうのは本当にわかるんですけどねぇ。
個人的には『CASSHERN』の時の方がまだ好きでした。


ストーリーは、あって無きが如しとまではいいませんが、特筆事項が無いと言うか。あえて言わせていただくと、軽く説教臭くないかなとは思いました。あまり考えなければいいんですけど。
実在の人物の名前ではありますが、オリジナル設定といっても過言では無い気がしますし、そもそも歴史に忠実になんて殊勝な考え方の下に作られた作品ではないでしょう。良い悪いではなくて、これはそういうものです。
展開は終盤は山だらけな感じでメリハリがないというか、いつ終わるんでしょうねって感じもしてしまったんですが、見ごたえはあったかもしれません。


出演陣は基本的に豪華です、がなんかおかしい人いた。ていうかチェ・ホンマンじゃないかっていう。シリアスにしたいのかギャグにしたいのかわからない配役で悩んだよ。どっちだったんだろう。


そうだなぁ、大沢たかおさんのアクションシーンが見られるのは見ものなのかも。
あとは本職による敦盛*2とか。


時代劇風エンタメとしてはレベル高いかなぁと思います。
なんとなく軽い感じはしますし、暇をつぶすには良い感じの映画かもしれません。まさにゴールデンウィーク向けってことでしょうか。


面白いのは面白かったです。
そこそこ楽しめる映画でした。


もう一本見てきてます。ていうかそっちのが面白かったんですが・・・後日に廻します、多分。

*1:映画業界が作った単語らしいですね

*2:幸若舞と書くべきなんでしょうかね